「事実と解釈(感想)」
今回はこちらについて注意書きといいますか、少し警鐘を鳴らしておきたいと思います。
この2つをごちゃまぜに考えてしまうことで、みずから落ち込んでしまうことに心当たりのある方は少ないないと思います。
わたくしまりなさんもまだそのきらいがありますので、自戒もこめて書かせていただきますね。
たとえば、お仕事でミスをしたとしましょう。
謝罪をし、注意を受け、反省しますね。
心が弱っていると、「だから自分はダメなんだ」と凹みコースまっしぐらです。
次の日から上手く話せなくなったり、いらぬ緊張をしてしまったり、へたしたら仕事を休んでしまうくらい落ち込んでしまうかもしれませんね。
人は「考えすぎだよ」と声をかけてくれると思いますが、そんな心配もよそに本人の頭の中では、「実際に失敗しているし、また失敗するかもしれない。周りから笑われてるかもしれないし、現にこうやって無能じゃないか。なのに考えすぎだと?」といろんな考えが渋滞していることでしょう。
この頭の中の渋滞を、半分以上減らす考え方がある、なんて言ったら、信じますか。
「実際に起きたこと(事実)」と「あなたの頭の中で決めつけたこと(解釈・感想)」を仕分けるのです。
お仕事でのミス。
こちらは紛れもない事実ですね。
では、「また失敗するかもしれない」というのは事実でしょうか。まだ起きてもいないことなのに。
これは予測という解釈・感想であって、まだ事実になっていませんね。
次に、「周りから笑われているかもしれない」というこれもいかがでしょう。
囲み取材のようになって周りの人たちから笑われたのだとしたら事実になりますが、目の前で実際に起きていないのであれば解釈・感想ですよね。
最後に、「自分は無能だ」という根拠はなんでしょう?
どなたかにそう判断を下されましたか?
苦しいでしょうけれどこれも頭の中で決めつけてしまった解釈・感想なのです。
これらの仕分けができましたら、次の仕分けが待っています。
「自分の力でコントロールできるもの」と「自分の力でコントロールできないもの」で分けて考えることです。
(アドラー心理学の「課題の分離」より。)
お仕事のミスは、お相手の話をしっかり聞いていたり、期限を守ったり、確認を怠らないようにするなど、次に同じようなミスをしないよう自分でコントロールできることはたくさんあると思います。
そこに力をそそぐのが1番でしょう。
では、自分の力でコントロールできないもの。
それは相手側の都合のもの全般ですね。
「笑われてしまうかもしれない」ことも「無能だと言われてしまうかもしれない」ことも、相手由来のものなのでコントロールすることはできません。
では、どうするのか。
「何もされていないのですから、反応しない」のが1番だと思います。
この「反応しない」うちに、先程申し上げた「自分の力でコントロールできること」に注力してみていただきたいのです。
きっと変わってきますから。
まりなさんはこういうお話がだいすきなのに、自分自身に置き換えられていないこともまだまだたくさんある未熟者です。
これらの思考の仕分けがうまくいって、ミスをする前と同じようなパフォーマンスに戻れる能力をレジリエンスというそうです。
耳にしたこともあるかと思います。
単にメンタルが強い人、というわけではなく「できるものとできないもの」を瞬時に見分け、
「じゃあ自分にできることだけがんばろう」と切り替えがはやいということなのですね。
わたし自身もまだまだですから……。。
そんな素敵な人間を目指しています。
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