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10月31日
この前からずっと、お引っ越しをしようかなぁ、どうしようかなぁって考えています( ー̀ωー́ )🏡
今の住まいに特別な不満はないのですが、新しい場所で心機一転スタートするのもいいなぁって思っていて…✨
夏は暑すぎてなかなか動けませんでしたが、ようやく今は、少し寒いけど行動しやすい季節になりました🍁
まだ迷っている段階ですが、いくつか気になるお部屋を見に行こうかなと思い、不動産屋さんとやりとりをしています。さっそく日曜日の午後に行ってきます(⁎˃ᴗ˂)
「スーパーが近いといいなぁ」「コンビニがあると便利だなぁ」「駅やバス停も近いと安心だなぁ」
でも「大きな通りはうるさいから、1本中に入ったところがいいなぁ」なんて言っているうちに、
どんどん候補が減っていくんですよね(꒪ꇴ꒪; )💦
何を優先するか、どこで妥協するか…
そのバランスを考えながら、自分が「ここだ」と思えるお部屋に出会えたらいいなぁと思っていますヾ(〃^∇^)ノ
職場でこの話をしたら、みんな「ずっと同じところに住んでるよ〜」とのこと。
どっしり構えるタイプと、フットワーク軽く動くタイプ、それぞれですね☺️
環境が変わっても、自分らしさだけは変わらずにいたいです。
そう思える場所に出会えたら、それがきっと一番の幸せですね(*,,•ᴗ•,,)
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日曜日 出勤します
11月2日(日)は、急遽出勤させていただくことになりました🍀
お時間の合う社長さま、もしよかったらぜひいらしてくださいね (⑅•ᴗ•⑅)
そして、3日の祝日も午前中のみ出勤予定です☀️
いつもの写メ日記は、夜にゆっくりアップしますので、そちらも見ていただけたら嬉しいです(⁎˃ᴗ˂)
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10月30日
今日はアウトレットに行ってきました
-=≡Σ((o•̀ω•́)oコーヒー片手に挑んだ映画は、いつもどおりところどころで寝てしまいました
☕️(っ˘꒳˘c)Zzz…ずっと起きていられる人が羨ましいです。
ふかふかの椅子、薄暗い館内、ほどよい気温。
うるさくても平気で眠れる私は、まるで自分のベッドにいる気分でした。
いつかテレビで放送される日を楽しみに、まずは無事に行かれたことにホッとしています。
そのあとはアウトレット内をふらふらお散歩🐾
マネキンたちもすっかり冬モードで、
これからもっと寒くなると思うと、あれだけ暑かった夏が恋しくなりました。
夜は王将へ🍜
新商品かな?と思って頼んだ一品が、びっくりするほど辛くて( •̀ω•́ ; )💦
辛いものは苦手だけど、たまに無性に食べたくなるんです。
でもやっぱり今回は無理でした🥹
帰ってチョコを食べて、ようやくひと息ついています🍫
明日は月末(๑•̀ •́)و✧
今日リフレッシュできた分、明日は誰よりも頑張らないといけませんね✨
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10月29日
今朝はとっても寒かったです(。º̩̩́⌓º̩̩̀).゜
数日前から暖房を入れはじめて、昨日の夜はついに浴室暖房のスイッチまで入れてしまいました。
これ、一度入れるともうやめられないんですよね。
電気代がちょっと怖い季節になりました( ꒪꒫꒪ ) ༘
ついこの前まで半袖で元気よく過ごしていたのに、あっという間に冬になった気がします。
私は昼間ほとんど外に出ないので、朝と夕方、そして夜になると本当に寒いなぁって思います:;((•﹏•๑)));:
明日は有給休暇をいただきます(°∀°)
「日数が多いからそろそろ休んでください」と、なんともありがたいお言葉をいただいたので、遠慮なくお休みを取らせていただきますヾ(〃^∇^)ノ
ずっと行きたいと思っていた『鬼滅の刃』の映画に行ってきます🎬
公開からだいぶ時間が経っているので、おそらく劇場内はガラガラかなと思うのですが、それでも今も上映してくれていることにとても感謝です。
私は大迫力の映画が大好きなのですが、なぜかいつも途中で寝てしまうんです(っ˘꒳˘c)
どんなに睡眠時間をしっかり取って挑んでも、決まって所々でウトウト…。
しかーーーし!今回は考えました☕️
コーヒー片手に行ったら、最後まで寝ずに観られるのではないだろうか(๑•̀д•́๑)✨
どうだったかは、また明日の日記でお知らせしますね📘
寒くなってきたので、トレーナーが欲しいなぁと思っています。
毎年ニットで過ごしていましたが、静電気に悩まされる日々だったので、今年はジーパンに合わせて動きやすいトレーナーもいいかなと🎵
明日は映画の帰りに、ふらっとお店を覗いてみようと思います。
普段は土日がお休みなので、平日の休みはちょっと特別な感じです。
朝はどこかでモーニングしようかな?
それとも、ちょっと遅めに起きようかな?
映画のあとのランチはどこに行こう?
夜までゆっくり遊びたいなぁ…って、いろんなことを考えています。
なんだか遠足の前日のようなワクワク感です(⁎˃ᴗ˂)✨
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10月28日
優しさって、いつも難しいなと思います。
今日の午前中、ある社員が「お客様のため」と思って行動したことが、結果的に他の社員を巻き込み、会社全体の質を下げてしまっていました。
けれど本人には「親切にした」という思いがあるので、特に悪いことをしたという認識もなく、周りへの一言もありませんでした。
私は、組織に属している以上、まずは組織のルールを最優先にすることが大切だと思っています。
もし自分の思う“親切”を貫きたいのであれば、それは組織を作る側、ルールを決める側に立ってこそできること。
今の立場が組織の一員であるなら、決められた方針に沿って動くことが、最終的にはお客様の信頼にもつながるのではないかと思うのです。
おそらくその社員は、100%お客様の立場に寄り添っていたのだと思います。
私はどちらかと言えば中立の立場ですが、会社に尽くすという気持ちを大切にしているので、基本的には会社の方針を尊重します。
そこを乱してしまうと、企業全体のまとまりがなくなり、地域ごとにばらつきが出て、最終的には信頼が揺らいでしまう。
でも、こうしたことを本人にどう伝えるべきか。
伝えることで、自分の考えを押し付けてしまうのではないか。
そう考えると難しくて、言葉を選んでしまいます。
人にはそれぞれの考え方がありますし、同じルールでも受け取り方は違います。
だからこそ、せめて自分の行動で迷惑をかけてしまった相手に対しては、「ごめんなさい」の一言でもあってほしかったなと…。
そんなことを思った、午前中でした。
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10月27日
今日の午前中、お客様と「熊の出没が増えている」という話になりました🐻
その方は「熊は絶滅させないとダメだ」と、強い口調でおっしゃっていました。
最初は驚きましたが、よく聞くとその言葉の奥には、「人間を守りたい」という真っ直ぐな気持ちがあるんだなぁと感じました。
広島市の中心部では熊の話題はあまり身近ではないので、どこか他人事のように感じてしまいがちです。
でも、その方のように、すべての人間の安全を思って自身の考えを伝えられるって、ぶっきらぼうに見えても本当はすごく優しい方なんだと思いました。
一方で、私は「もし自分が熊として生まれていたら?」と考えてしまいました(º ロ º )
生まれる姿は自分で選べないものだからこそ、「絶滅させたらいい」という言葉が胸の奥で悲しく響きました˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
自然の中で、人間だけが安全に生きるための線を引くことは、きっと簡単ではありません。
人の命を守ることも大切。でも、この世界には人間以外の命もたくさんあって、どこかで共存していかなければいけない…。
その間で揺れる気持ちは、まだ私の中で答えが出ていません。
業務とは関係のない話題だったので、そのときは「そうですね」とだけお返事をしましたが、帰られたあともずっと、「あの返事でよかったのかな」と考えてしまいました。
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10月26日
もう1人の尊敬する上司は、この日記にも何度か登場した現在の上司、ボスです。
これまでの上司は、私がミスをして報告すると、無関心か、あるいは執拗に責めるタイプの方ばかりでした。
「報・連・相の大切さ」を学んで社会に出たはずなのに、報告の段階でストップしてしまう。
それ以上の連絡はできればしたくない。そんな気持ちになり、相談できるような環境ではありませんでした。
けれど、ボスはこれまでの上司とはまったく違いました。
ボス自身も含め、「人間はミスをする生き物だ」という考えを持っています。
それを恐れていては、仕事そのものができないし、挑戦する意欲もなくなる。
だからボスは、決して責めません。
それどころか、ミスをカバーするための協力を惜しまない人です。
「本当はダメだけど…でも、どうしようもなくて…」というレベルの問題には、
自らが責任を取り、「部下は一切関係ない」という姿勢で立ち向かう…その姿には、思わず涙が出ました。
“神がいるとしたら、この人のことを言うのかな”と思うほど、あたたかい方です。
職場である出来事があり、私はそれ以来、あまり自分のことを話さなくなりました。
「もう誰も信じない」と思うほどの出来事でしたが、それでもボスだけは今も信じています。
仕事の悩みからプライベートの相談まで、「ちょっといいですか?」と声をかけると、すぐに話を聞いてくれる。
ダメなものはきちんとダメと伝え、迷っているときには、そっと背中を押してくれる。
仕事抜きにしても、本当にすごい人だなぁと思います。
仕事でも多くの方に慕われていて、「それ、仕事ですか⁈」と思うようなことまで引き受けてしまうくらい、断れない優しい性格。
だからこそ、時々「いつか倒れてしまうんじゃないかな…」と心配しながら見ています。
もし別の場所で働くことになったとしても、尊敬する気持ちはきっとずっと変わりません。
ボスに出会って、「こういう人もいるんだな」「こういう考え方もあるんだな」
と心から思いました。
ボスも、たまにミスをします。
でも、そういう人だからこそ、周りが全力でフォローする。
優しさって、巡り巡ってちゃんと自分に返ってくるんですね。
ボスを見て、つくづくそう感じました。
本日お越しくださった社長さま方、ありがとうございました✨
ご予約いただいた社長さま、人生初の経験をありがとうございます。
「こういう楽しみ方もあるんだ」って、新しい世界を知ることができました。
とても楽しい時間でした(⁎˃ᴗ˂)
めちゃタイプと言ってくださった社長さま、褒め慣れていないので少し恥ずかしかったですが、とっても嬉しかったです(*,,•ᴗ•,,) -
10月25日
役職手当とは何なのか。
入社して間もない頃、先輩から「役職につくと手当が出る」と聞きました。
そのとき、純粋にうらやましいなぁと思ったのを覚えています。
だって、同じ時間働いているのに、自分よりプラスαがあるなんてすごくいいなって。
当時の私には、役職という言葉がとても輝いて見えました。
そんな気持ちのまま、私は会社とともに成長していきました。
この上司と出会ったのは、自分の中でスランプの時期でした。
いろんなことがうまくいかず、何をやっても空回りしていた頃です。
新入社員の時は、厳しい先輩方に支えられ、周りのフォローがあってなんとか仕事をこなしていました。
でも、ある程度年数が経つと「もう1人で大丈夫だよね」と任されるようになり、そのときようやく、周りの支えがあってこそ自分が仕事をできていたのだと気づきました。
それでも、なぜかうまくいかない。どうしてだろう。
そんな気持ちを抱えていた頃に、この上司と出会いました。
仕事の面でボロボロになりながらも、「どうしたらうまくいくのだろう」「何が違うのだろう」と、より良い答えを探し続けていました。
ただ、心はすでに疲労のピークに達していたのだと思います。
そんな時、上司に「このあと時間ある?」と声をかけられました。
「あります」と答えると、「じゃあ、一緒にご飯に行こうか」と。
その食事の席では、仕事の話ではなく、上司のご家族のこと、これまでの出会いや失敗談など、日常の会話が中心でした。私の生い立ちを聞いてくださったりして、とても穏やかで優しい時間が流れました。
そしてお会計の時、私は自分の分を出そうと財布を持ちました。
すると上司が言いました。
「あなたは出さなくていいのよ」と。
「でも…」と続ける私に、上司は静かに言葉を重ねました。
「役職手当って、何のためにあるか知っていますか?
これは会社が私にくれたお金ではありません。
こうやって部下が悩んでいるときにご飯に連れて行ったり、みんなで移動するときに代表してタクシー代を払ったり、部下を守るための“手”として、会社から預かっているお金なんです。
私はそう思って、大切に使わせてもらっています」
その言葉を聞いた瞬間、私の中で「役職手当」という言葉の意味が変わりました。
それまで私は「いいなぁ、自由に使えるお金が増えて」と思っていたけれど、そうではなかったのです。
もちろん、考え方はいろいろあります。
努力してその地位に立ったのだから、もらって当然。
責任の重さの分、給料に反映されるのは当然。
そう思う人もいるでしょう。
正解も間違いもありません。
でも、この上司の言葉は、私の心に深く響きました。
そして「私もこういう考えでありたい」と、心から思いました。
今、私も役職手当をいただける立場になりました。
上司ほど立派ではありませんが、部下が困っていたり、ちょっと落ち込んでいたりする時には、小さなお菓子をプレゼントしたり、ジュースを差し入れしたりして、気持ちが少しでもほっとできるような関係を大切にしています。
また、頑張っている姿を見かけたときには、「これ、よかったら使ってみて」とノートを渡したこともあります。
「私はこうやってまとめているから、もし参考になるようだったら、同じノートを使って整理してみるといいよ」と伝えると、その子は今でもそのノートを使って、自分の知識を書き続けています。
その姿を見て、私は思いました。
あの日の上司の言葉は、ちゃんと私の中で生きているんだな、と。
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10月24日
これまで仕事をしてきて、たくさんの上司と出会いました(⁎˃ᴗ˂)
その中で特に尊敬する人が2人います(´✪ω✪`)
今日は、そのうちの1人について書きたいと思います✏️
この上司との出会いは、私が採用されてから、ようやく仕事をある程度覚えてきた頃でした。
キリッとした女性で、上を目指す意欲の強い方( •̀∀•́ )
周りから見ると「仕事のできる、かっこいい人」。でも実際に一緒に働くと、とても厳しく、少し怖い印象のある方でした((•﹏•๑)))💦
この方から教わったことは、2つあります。
1つは「しっかりと周りを見ること」👀
もう1つは「役職手当とは何なのか」ということです💰
仕事をしていると、行き詰まったり、トラブルが起きたり、思いがけないことが起こるのは日常です╭( ๐_๐)╮
ある日、私はある取り扱いで困ってしまい、「どうしよう」と思ったその瞬間、上司がすぐそばに来て助けてくれました∑(°口°๑)
最初は「たまたま近くを通ったのかな」と思っていましたが、その後も本当に困ったときには、いつも横にいてくれました。
「呼びたいな」「声をかけようかな」と思った瞬間には、もう隣にいてくれる…そんな方でした。
あまりに続くので、ある日私は上司に聞きました。
「離れたところで仕事をしているのに、どうして私のピンチにいつも気づくんですか?」と( ☉_☉)
すると上司はこう答えました。
「自分がどんな仕事をしていても、全てを見ています。
それぞれの人が今何をしていて、お客様とどんな会話をしているのか。
そういうことを把握できないようでは、上の役職に行ってはいけないんです。」
そして、理由も教えてくれました。
たとえばお客様とのトラブルが大きなクレームに発展することがありますが、最初から大きな問題になるわけではなく、小さな行き違いや初期対応の不誠実さが積み重なって起こるもの。
だからこそ、少しでも不穏な空気を感じたら、すぐに間に入り、事態を収める。
それまでの経緯を何も知らなければ、「どうされたんですか?」と一から説明してもらわなければなりません。
でも、普段から全体を見ていれば、すぐに会話の流れに入り、対応の中に自然に溶け込むことができる…そう教わりました。
「困った顔を見て“どうしたの?”と言うのではなく、何に困っているのかを把握して声をかけること。それができなければ、後方の仕事は務まらないよ。」
そう言われた言葉が、今も心に残っています。
後方の仕事は、ある程度の経験を積んだ上で任されるもの。
当時の私にはまだ遠い存在でしたが、年月を経て、今では私も後方の仕事に入ることがあります。
そのたびに、あの上司の言葉を思い出します。
「全てを見る」という意識を持ち、トラブルにはいち早く駆けつけ、困っている人がいればすぐフォローに入る。
それが、今の私の当たり前になっています。
ただ、その一方で、同じようにできない人を見ると、「なぜ後方にいるのに、周りを見ようとしないのだろう」と思ってしまう自分がいます(०▵०)
それはその人が悪いのではなく、後方の仕事に対する姿勢の違い。
同じことを求めてしまう自分の未熟さを感じます(>_<)
あの上司に出会っていなければ、私は“全体を見渡す”という考え方を持つことはなかったと思います。
だからこそ、今でも深く感謝しています。
それでも時々、自分より役職が上で、手当を多くもらっているのに、なぜ周りを見ようとしない人がいるのだろうと感じてしまう。
そんなとき、自分の中にある小ささと向き合うようにしています。
明日は、もうひとつの学びである「役職手当とは何なのか」について書きたいと思います。
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10月23日
社長のみなさまは、好きな車ってありますか?🚗
私は特にありません。正直、走ればいいという考えです。
最近は交通マナーの悪さもあって、運転すること自体をやめました。完全なペーパードライバーです(・∀・; )
どれだけ自分がルールを守っていても、みんなが守らなければ防げない事故もある…そう感じたとき、自然とハンドルから手を離しました。
でもそんな私にも、人生の最後に買うと決めている車があります。
それが BMW です(๑•̀ •́๑)
運転が好きでもなく、車にこだわりもない私が、なぜ最後はBMWなのか。
理由はただひとつ。ある方への感謝 からです。
新入社員だった頃。
今のように屋根のある快適な環境ではなく、外での仕事が中心でした。
夏は汗を流し、冬は凍えるような寒さの中、22時を過ぎても外で働いているという日もありました。
慣れない仕事、慣れない土地、初めての一人暮らし。
「身も心もボロボロ」って、こういうことを言うのかもしれません。
その頃の私は、もう限界でした。
毎日続くサービス残業、そして「女のくせに」と心を刺す言葉。
「足手まといになるからいらない」「広島に帰れ」そんな言葉が飛び交う日々。
心がすり減り、「もう辞めよう」と静かに決意していた、まさにその矢先の出来事です。
ある日、大雨の中で大切な書類を道端にばら撒いてしまいました(。º̩̩́⌓º̩̩̀).゜
風も強く、必死に拾い集めていると、スーツ姿の男性が近づいてきました。
彼は傘をさすこともなく、無言でジャケットを脱いで車の後部座席に置き、私の隣にしゃがみ込み、ずぶ濡れになりながら書類を拾ってくれたんです。
パリッとしたスーツに身を包んでいらっしゃったのに、頭も肩も雨に濡れ、髪が頬にはりついていました。
何度も謝り、何度もお礼を伝える私に、
「本当に気にしなくていいから。風邪ひかないようにね」と、優しく微笑んで。
その笑顔を残して、男性はBMWのハンドルを握り、静かに去っていきました(,,•﹏•,,)
雨の中のブレーキランプが、不思議と温かく見えたのを今でも覚えています。
車が見えなくなるまで、ただ立ち尽くして見送っていました。
職場に戻って上司にその話をすると、
「あぁ、その先にある家の人が、最近BMWを買ったと喜んでいたよ」と教えてくれました。
その男性が向かったのは、まさにそのお宅。
そこで初めて、あの方が BMWのディーラーさん だったと知りました。
そして驚いたのは、上司がその情報を知っていたこと。
仕事には直接関係のないことまで自然に把握していて…。
「できる人は、やっぱり視野が広いんだなぁ」と感じました。
あの日をきっかけに、私の中で何かが少しずつ変わり始めました。
ディーラーさんのように、あたたかい優しさを持てる人になりたい。
上司のように、目の前の仕事だけでなく、もっと広く見渡せる人になりたい。
そして、どんな立場の人とも信頼でつながる関係を築ける人になりたい…そう思いました。
そのときに気づきました。
今ツラさから逃げたら、きっと一生逃げ続ける人生になる。
思っていた仕事と違うことも、うまくいかないことも、合わない人との仕事も、どこにでもある普通のこと。
もう一度踏みとどまる勇気が、あの雨の日に生まれました。
本当はあのとき、その方からBMWを買いたかったです。
でも、手取り十数万円の私には到底手が届きませんでした。
だからこそ決意しました。
私が買えるようになる頃には、その方はもう退職されているかもしれない。
でも、その方を採用した会社へなら、恩返しができる。
憶測ではありますが、BMWが好きでこの仕事を選んだ方なら、きっと会社がこれからも発展していくことを願っているはず。
直接のお礼は叶わなくても、私はBMWという会社に人生をかけて恩返しをすると心に誓いました。
月日は経ちましたが、今もその気持ちは変わっていません。
いつかその光に手が届く日まで、この気持ちを大切にしていきたいです。
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