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8月15日
以前からビジネスマナーについて学び直していました。
仕事の次に睡眠を優先すると、本をゆっくり読む時間が思うように確保できないなぁというのが正直な思いです。もちろん学習の優先順位を上げればいいだけなのですが、息抜きや気分転換があってこその人生だと思うので、空き時間を見つけては少しずつ読み進めている状態です。
本からは少し脱線するのですが、ふと二重敬語について気になりました。丁寧にと思うあまり、使わなくてもいい言葉がプラスされ、より丁寧に聞こえるかと思いきや、不自然な日本語になってしまうというものです。たとえば、「ご覧になられる」。一見、とても丁寧に感じますが、「ご覧になる」と「〜られる」が重なり、二重敬語にあたります。
相手を想うからこその言葉であり、その想い自体は素晴らしいものだと思います。しかし、ビジネスマナーの世界では、その気持ちよりも正しい使い方ができているかどうかが評価の対象となります。二重敬語が当たり前のように使われている中で、何が敬語で、どれが二重敬語にあたるのかを判断するには、自分で調べるしかありません。
私自身も、以前は先輩から「このほうがより丁寧だよ」と教えられ、二重敬語とも知らずに使っていました。それが間違いだと気づいても、長年の癖でふとした瞬間に口から出てしまい、言いながら「やってしまった…」と反省する日々です。だからこそ、後輩には正しい知識を伝えたいと思います。
完璧な人間はいないかもしれませんが、努力で完璧に近づくことはできます。できない理由を探すのは簡単です。「みんな使っているから」「完璧じゃないほうが人間味がある」「そんなことにこだわる意味ある?」…そんな声もあるでしょう。でも私は、できない理由を並べたくありません。ゆっくりでいい、できることをひとつずつ身につけ、自分の力に変えていきたいのです。
今日は終戦の日。
勝敗は別として、日本のために戦ってくださった方々が願った「平和な日本」になっています。命をかけて守ってくださったこの日本を、私たちも大切に、誇りを持って生きなければならないと感じました。
そして今夜は、出勤させていただけることになりました。たくさんの社長さまとの出会いを楽しみに、今日も元気に行ってまいります。
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